厳冬の網走より その1(オホーツク海編) [北海道旅行]
北海道の続き。
札幌から特急オホーツク5号に乗り、東北東に約250km。冬のオホーツク海 網走へ20:37に到着。
始発から終点までの5時間半の旅でしたが、途中の北見などで結構降りる人が多く、網走に着く頃は車内もガラガラ。
↓JR網走駅。石北(せきほく)本線<旭川方面-網走>と釧網(せんもう)本線<釧路方面-網走>の起点。
朝晩の冷え込みは氷点下10度以下まで下がるような土地ですから、キーンとした空気もあり、あたりは静まり返っています。
札幌雪まつりとはちょっと違って、静かな雪景色にさりげないイルミネーション。ほっとさせてくれます。
↓翌朝の網走駅前。夜のうちにまたまた積雪があったようで、駅員の方が朝からせっせと雪かき。ご苦労様です。
気付かれた方もいらっしゃると思いますが、全国でも珍しい縦書きの駅名表示「網走駅」。旧国鉄時代、網走刑務所から刑を終えて出所してくる元受刑者が、ほとんどこの駅から故郷へ帰って行った。もう二度と「横道にそれることなく、まっすぐ生きて欲しい」という願いが込められているそうです。なるほど。
↓網走駅前の網走川も水面が凍りついてます
網走に来た目的は、言うまでもなくオホーツク海の冬を体験するなんで、まず流氷観光砕氷船「おーろら」 号に乗り込みます。ただ、この日は、あいにく「流氷が見られない」とのアナウンス。流氷が沖合に遠ざかってしまったそうです。自然なものなので、どうにもなりませんが、残念・・・・・。
↓1月20日~3月31日までの毎日運航(荒天時運休)です。流氷のシーズン真っ只中ということもあって、大勢の観光客が詰めかけておりました。
↓朝9:30のオホーツク海。凍てつく寒さではありますが、客室でじっとしてはおれず、展望デッキに陣取り、出発進行。
↓奇妙な雪だるま顔が二つあります
↓沖に出てくると、どこからともなくカモメたちが。私たちを歓迎してくれました
↓船の周りをぐるぐる旋回してます。このかわいらしい姿に観光客の皆さんも、カメラに夢中でした
↓ちゃっかりと、船の揺れに乗って休んでる者もいます。
約1時間の遊覧でしたが、結局ずーっと展望デッキで、オホーツクの風に当たってましたねその時にしか体験できないものを優先させるのが、旅の基本。
寒さも、慣れてくるとそれなりにやっていけるもんです。次回こそは、流氷を、あとサンセットクルーズを体験してみたいですね。
所変わって、網走監獄。明治時代から実際に網走刑務所で使用されてきた建物を保存公開しているところです。
↓通用門と呼ばれた、網走刑務所の裏門。実際に使われていた赤煉瓦の門です。古びた様子に味わいがあります。
↓北方民族(アイヌ民族)の守り神「ニポポ」。網走市の民芸品として、受刑者によって作られています。ニポポは、アイヌ語で「木の小さな子」「小枝」または「人形」の意味で、どんな願いでも叶えて幸せになれるというお守りです寒さにじっと耐え忍んでいる表情が伺えます。
↓天都山(てんとざん)(網走国定公園)展望台からの景色。まずネーミングが素敵「天の都にのぼるような心地」という名称の由来で、網走市内、オホーツク海や知床まで一望できるスポットなんですが・・。
オホーツク海に出てみました。これぞ、オホーツクっていう体験
↓ここでも巨大ニポポが守ってくれております
↓厳冬のオホーツクを生き抜く鳥たちの群れ。元気づけられるような、たくましさが感じられます
↓海をじっと眺めている鳥たち。いったい何を考えているんでしょうか?この後姿にも何か感じるものはありませんか
ここでも約50分ほど、オホーツク海を眺めておりましたが。どんどん雪が激しくなってきて、波も随分高くなってきました。急速に荒れ模様になってきているようです
沖縄とかの穏やかな海でボーッとしているのも好きですが、こういう正反対な状況もまた好きですね。
つくづく海の表情を見ているのが好きなんだなぁと実感してしまいました。
つづく。厳冬の網走より その2へ。
札幌から特急オホーツク5号に乗り、東北東に約250km。冬のオホーツク海 網走へ20:37に到着。
始発から終点までの5時間半の旅でしたが、途中の北見などで結構降りる人が多く、網走に着く頃は車内もガラガラ。
↓JR網走駅。石北(せきほく)本線<旭川方面-網走>と釧網(せんもう)本線<釧路方面-網走>の起点。
朝晩の冷え込みは氷点下10度以下まで下がるような土地ですから、キーンとした空気もあり、あたりは静まり返っています。
札幌雪まつりとはちょっと違って、静かな雪景色にさりげないイルミネーション。ほっとさせてくれます。
↓翌朝の網走駅前。夜のうちにまたまた積雪があったようで、駅員の方が朝からせっせと雪かき。ご苦労様です。
気付かれた方もいらっしゃると思いますが、全国でも珍しい縦書きの駅名表示「網走駅」。旧国鉄時代、網走刑務所から刑を終えて出所してくる元受刑者が、ほとんどこの駅から故郷へ帰って行った。もう二度と「横道にそれることなく、まっすぐ生きて欲しい」という願いが込められているそうです。なるほど。
↓網走駅前の網走川も水面が凍りついてます
網走に来た目的は、言うまでもなくオホーツク海の冬を体験するなんで、まず流氷観光砕氷船「おーろら」 号に乗り込みます。ただ、この日は、あいにく「流氷が見られない」とのアナウンス。流氷が沖合に遠ざかってしまったそうです。自然なものなので、どうにもなりませんが、残念・・・・・。
↓1月20日~3月31日までの毎日運航(荒天時運休)です。流氷のシーズン真っ只中ということもあって、大勢の観光客が詰めかけておりました。
↓朝9:30のオホーツク海。凍てつく寒さではありますが、客室でじっとしてはおれず、展望デッキに陣取り、出発進行。
↓奇妙な雪だるま顔が二つあります
↓沖に出てくると、どこからともなくカモメたちが。私たちを歓迎してくれました
↓船の周りをぐるぐる旋回してます。このかわいらしい姿に観光客の皆さんも、カメラに夢中でした
↓ちゃっかりと、船の揺れに乗って休んでる者もいます。
約1時間の遊覧でしたが、結局ずーっと展望デッキで、オホーツクの風に当たってましたねその時にしか体験できないものを優先させるのが、旅の基本。
寒さも、慣れてくるとそれなりにやっていけるもんです。次回こそは、流氷を、あとサンセットクルーズを体験してみたいですね。
所変わって、網走監獄。明治時代から実際に網走刑務所で使用されてきた建物を保存公開しているところです。
↓通用門と呼ばれた、網走刑務所の裏門。実際に使われていた赤煉瓦の門です。古びた様子に味わいがあります。
↓北方民族(アイヌ民族)の守り神「ニポポ」。網走市の民芸品として、受刑者によって作られています。ニポポは、アイヌ語で「木の小さな子」「小枝」または「人形」の意味で、どんな願いでも叶えて幸せになれるというお守りです寒さにじっと耐え忍んでいる表情が伺えます。
↓天都山(てんとざん)(網走国定公園)展望台からの景色。まずネーミングが素敵「天の都にのぼるような心地」という名称の由来で、網走市内、オホーツク海や知床まで一望できるスポットなんですが・・。
オホーツク海に出てみました。これぞ、オホーツクっていう体験
↓ここでも巨大ニポポが守ってくれております
↓厳冬のオホーツクを生き抜く鳥たちの群れ。元気づけられるような、たくましさが感じられます
↓海をじっと眺めている鳥たち。いったい何を考えているんでしょうか?この後姿にも何か感じるものはありませんか
ここでも約50分ほど、オホーツク海を眺めておりましたが。どんどん雪が激しくなってきて、波も随分高くなってきました。急速に荒れ模様になってきているようです
沖縄とかの穏やかな海でボーッとしているのも好きですが、こういう正反対な状況もまた好きですね。
つくづく海の表情を見ているのが好きなんだなぁと実感してしまいました。
つづく。厳冬の網走より その2へ。
ツリー綺麗っすww
二ポポの置物昔家にありましたww
ネーミングがかわいいっすねww
by DrPepper (2009-02-22 22:44)
ハイ!来ました(^^)/
お久しぶりです
\(◎o◎)/!まさに旅ブログ、、、今度は北海道ですか
by の (2009-02-23 12:34)
網走と言えば、網走監獄!
会社の慰安旅行で行きました、そして出所証明なるものを頂きました(^^;
それにしても寒そーなオホーツク海、この鳥さんの背中に
小さな子供たちの姿が・・・家族を支えるお父さんの背中に見えます(^^)
頑張らなくっちゃ!!
by 欲張りウサギ (2009-02-23 12:56)
素敵な旅ですねっ!(*^。^*)
オホーツク海に佇む鳥たちを見てると自然の厳しさや壮大さが伝わってきます。。
愛媛では見れない冬の海ですね(^^♪
by 今造ROWINGTEAM (2009-02-23 14:43)
流氷のことはこちらで書くべきでしたね^_^;
オホーツク海ですか~!ロマンを感じますね。
鳥たちの様子が良く分かって嬉しかったです。
船で休む鳥が微笑ましくて。。。
そして後姿の愛らしい鳥は何を感じているのか知りたいです。
「なんでこんなに寒いの?」それとも「お腹すいたよ」かな。
by ミモザ (2009-02-23 22:36)
こんばんは。
今年は流氷の接岸がかなり遅かったようですね。
暖冬傾向の昨今、流氷が見れずに残念でしたね~。
網走刑務所、初めてみました・・・。
by key-k (2009-02-24 00:55)
ちょ~寒そうな観光ですね。
なんかこちらまで寒くなって来たような... ^^
by かいわれ (2009-02-28 10:23)
DrPepper さん
nice!&コメントありがとうございます!
駅前のツリーは、心なごむ感じでしたね。雪が本当に似合ういい光景でした♪
二ポポの置物、確かにネーミングカワイイですね!
私は、表情も気に入りましたね。
by 黄昏の線路 (2009-03-01 11:21)
の さん
nice!&コメントありがとうございます!
お久しぶりでございます。
そうですね、冬こそ北海道。
このブログもあまり雪景色が登場してませんでしたからね。
どうせなら、北海道の冬の厳しさを体験してこようと思ったわけです^^
by 黄昏の線路 (2009-03-01 11:23)
欲張りウサギ さん
nice!&コメントありがとうございます!
網走監獄面白かったです。あたりは大変雪深かったです。
鳥さんの背中には私もなんだか元気や勇気をもらえた気がしますね、
不思議と。われわれ人間の姿にも思えてくるんです・・・。
by 黄昏の線路 (2009-03-01 11:27)
今造ROWINGTEAM さん
nice!&コメントありがとうございます!
そうですね。オホーツク海の風景は、これぞ冬の海って感じでしたよ。
まさに自然の厳しさを実感できますね。
良い勉強になりました。
by 黄昏の線路 (2009-03-01 11:31)
ミモザさん
nice!&コメントありがとうございます!
オホーツク海の冬、満喫できましたよ!
鳥たちはかわいらしかったですね、表情が微笑ましかったです。
本当に何を考え、何を見つめ、我々をみて何を思ってるんでしょうかね~。
大変興味ありますね。
by 黄昏の線路 (2009-03-01 11:38)
key-k さん
nice!&コメントありがとうございます!
流氷は本当に残念でしたよー。次の機会にと、自分に言い聞かせておりました。
それにしても、昔より雪は少ないわ、暖かいわと冬らしさがどんどん失われていくのは大変悲しいです。
網走監獄は面白かったですよ。そこで暮らす人々の生活が良く分かります。是非、訪れてみてください。
by 黄昏の線路 (2009-03-01 11:41)
かいわれさん
nice!&コメントありがとうございます!
オホーツクの寒さ味わっていただけたようで、良かったです^^;
確かに、寒い写真しか載せてませんでしたね。
というか寒い写真以外はほとんど撮っておりませんでしたぁ~。
現地に行ったら、何だかんだで慣れてくるもんですね。
やはりそこでしか味わえない風景とかに出会うと、自然と感じなくなるんですよね。
by 黄昏の線路 (2009-03-01 11:46)
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by Cialis uk (2018-04-14 06:27)