青森 下北半島を行く1(八甲田丸から仏ヶ浦へ) [東北旅行]
先日、青森県、下北半島を訪れました
上野駅から夜行バス(弘南バス、パンダ号)で9時間半。
♪上野発の夜行バスを降りたときから~青森駅は雨の中~
ってな具合で青森到着。前回に引き続き梅雨の影響ですね・・・。
JR青森駅は海のすぐ近く。徒歩ですぐのところに青森港、青い海公園があります。早朝から、ジョギング、ウォーキング、犬の散歩、釣り、どっかの合宿の団体と、多くの方々がいらして、
市民の憩いの場。
↓青森と言えば、(青森駅からも見える)青森べイブリッジ[上] と青森県観光物産館「アスパム」[下]。ともに、「青森(AOMORI)」の「A」をかたどったデザインで、面白い
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
かつて、青森駅と函館駅の間(113.0km)を結んでいた国鉄・JR北海道の鉄道連絡船として運航していた青函連絡船。連絡船が廃止になるまで、23年7カ月もの間就航していた「八甲田丸」。ほぼそのままの姿で展示されております。
青函連絡船は、1908年(明治41年)3月7日から運送開始。人や物資だけでなく、貨車、客車そのものを輸送し、本州と北海道の懸け橋として長年活躍しました。
第二次世界大戦ではアメリカ軍による空襲を受けたり、戦後も台風による被害を受けたり(1954年洞爺丸事故)と大惨事にも見舞われた時期もありました。
その後、航空やフェリーの発達による利用者の減少もあり、
1988年(昭和63年)3月13日には青函トンネルの完成・開業の陰で、静かに鉄道連絡船としての使命を終え、80年の歴史に終止符を打ちました・・。
石川さゆりさんの名曲、「津軽海峡冬景色」(阿久悠作詞・三木たかし作曲)が思い出されますね
↓八甲田丸 全長132.0m、全幅17.9m、総トン数5,382.65トン、旅客定員1,286名。黄色が印象的です。
ところどころ錆びついているところが何とも味わいがあります。長年、津軽海峡を見つめつづけてきたという、貫禄を感じさせる、堂々たる姿です。
↓船体が傷んでいるのは分かりますが、入口までもとても寂しさを感じさせます。営業開始時間の9:00であったせいか、観光客はほとんどおらず。
↓操舵室。この他にも、連絡船の歴史に関する展示物が多数あり、時代背景がよく分かります。船舶ファンならずとも興味深い内容です。
↓煙突展望台の入口。懐かしい国鉄マークが印象的です。ここから狭い階段を昇り、青森港が一望できます。
↓右には、青森べイブリッジ、その下に青森ラブリッジ(人路橋)が見えます。
↓こちらは先頭方向の眺め。前には、海上保安庁の巡視船「PM23 おいらせ」
さすがに高さがありますので、眺めは最高ですね。これで北海道に上陸できたら、どんなに楽しいことでしょうか
↓車両甲板。鉄道車両を運ぶためのスペース。実際の車両がそのまま展示されているのが驚きです
↓そして車両は、ここから船内への搬入、船内からの搬出を行います。つまり青森駅側です。
******************
目指すは本州最北の下北半島へ。
青森から下北半島へは、高速船「ポーラスター」[シィライン 株式会社](青森港~佐井港、約2時間20分)。下北半島はアクセスが困難な地区なので、非常に便利かつ効率的な航路です。
↓下北半島の西部に位置する、佐井港(青森県下北郡佐井村)。仏ヶ浦(ほとけがうら)遊覧船が発着する小さな港。
そして、佐井を訪れたのはそのためで、
佐井~仏ヶ浦遊覧船(往復1時間)に乗り、仏ヶ浦(青森県下北郡佐井村)<下北半島国定公園に指定>へ上陸します。
青森は雨と曇りでしたが、だんだんと晴れ間も。見えてまいりました
↓海は深緑色。透明で、美しい下北半島の西海岸ということですし、道路からも遠く、人も立ち入りにくい地域ですからね。ちなみに、周辺の海域は仏ヶ浦海中公園にも指定されております。
↓仏ヶ浦は、長い間に海や風によって岩が浸食されてできた、自然の生み出したアート。そんな奇岩や巨岩、そして断崖が約2kmも続いております。まさに仏様のようにもみえたり、別のものにも見えたり不思議な世界
断崖を見下ろすことはあっても、見上げることはあんまりないのではないでしょうか。
自然のパワー、自然の造り出すアートを直に感じられるスポットです
下北半島の旅はつづく・・・。
上野駅から夜行バス(弘南バス、パンダ号)で9時間半。
♪上野発の夜行バスを降りたときから~青森駅は雨の中~
ってな具合で青森到着。前回に引き続き梅雨の影響ですね・・・。
JR青森駅は海のすぐ近く。徒歩ですぐのところに青森港、青い海公園があります。早朝から、ジョギング、ウォーキング、犬の散歩、釣り、どっかの合宿の団体と、多くの方々がいらして、
市民の憩いの場。
↓青森と言えば、(青森駅からも見える)青森べイブリッジ[上] と青森県観光物産館「アスパム」[下]。ともに、「青森(AOMORI)」の「A」をかたどったデザインで、面白い
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
かつて、青森駅と函館駅の間(113.0km)を結んでいた国鉄・JR北海道の鉄道連絡船として運航していた青函連絡船。連絡船が廃止になるまで、23年7カ月もの間就航していた「八甲田丸」。ほぼそのままの姿で展示されております。
青函連絡船は、1908年(明治41年)3月7日から運送開始。人や物資だけでなく、貨車、客車そのものを輸送し、本州と北海道の懸け橋として長年活躍しました。
第二次世界大戦ではアメリカ軍による空襲を受けたり、戦後も台風による被害を受けたり(1954年洞爺丸事故)と大惨事にも見舞われた時期もありました。
その後、航空やフェリーの発達による利用者の減少もあり、
1988年(昭和63年)3月13日には青函トンネルの完成・開業の陰で、静かに鉄道連絡船としての使命を終え、80年の歴史に終止符を打ちました・・。
石川さゆりさんの名曲、「津軽海峡冬景色」(阿久悠作詞・三木たかし作曲)が思い出されますね
↓八甲田丸 全長132.0m、全幅17.9m、総トン数5,382.65トン、旅客定員1,286名。黄色が印象的です。
ところどころ錆びついているところが何とも味わいがあります。長年、津軽海峡を見つめつづけてきたという、貫禄を感じさせる、堂々たる姿です。
↓船体が傷んでいるのは分かりますが、入口までもとても寂しさを感じさせます。営業開始時間の9:00であったせいか、観光客はほとんどおらず。
↓操舵室。この他にも、連絡船の歴史に関する展示物が多数あり、時代背景がよく分かります。船舶ファンならずとも興味深い内容です。
↓煙突展望台の入口。懐かしい国鉄マークが印象的です。ここから狭い階段を昇り、青森港が一望できます。
↓右には、青森べイブリッジ、その下に青森ラブリッジ(人路橋)が見えます。
↓こちらは先頭方向の眺め。前には、海上保安庁の巡視船「PM23 おいらせ」
さすがに高さがありますので、眺めは最高ですね。これで北海道に上陸できたら、どんなに楽しいことでしょうか
↓車両甲板。鉄道車両を運ぶためのスペース。実際の車両がそのまま展示されているのが驚きです
↓そして車両は、ここから船内への搬入、船内からの搬出を行います。つまり青森駅側です。
******************
目指すは本州最北の下北半島へ。
青森から下北半島へは、高速船「ポーラスター」[シィライン 株式会社](青森港~佐井港、約2時間20分)。下北半島はアクセスが困難な地区なので、非常に便利かつ効率的な航路です。
↓下北半島の西部に位置する、佐井港(青森県下北郡佐井村)。仏ヶ浦(ほとけがうら)遊覧船が発着する小さな港。
そして、佐井を訪れたのはそのためで、
佐井~仏ヶ浦遊覧船(往復1時間)に乗り、仏ヶ浦(青森県下北郡佐井村)<下北半島国定公園に指定>へ上陸します。
青森は雨と曇りでしたが、だんだんと晴れ間も。見えてまいりました
↓海は深緑色。透明で、美しい下北半島の西海岸ということですし、道路からも遠く、人も立ち入りにくい地域ですからね。ちなみに、周辺の海域は仏ヶ浦海中公園にも指定されております。
↓仏ヶ浦は、長い間に海や風によって岩が浸食されてできた、自然の生み出したアート。そんな奇岩や巨岩、そして断崖が約2kmも続いております。まさに仏様のようにもみえたり、別のものにも見えたり不思議な世界
断崖を見下ろすことはあっても、見上げることはあんまりないのではないでしょうか。
自然のパワー、自然の造り出すアートを直に感じられるスポットです
下北半島の旅はつづく・・・。
青森には行ったことがなくて、仏ヶ浦というところも初めて知りました。
美しい海に白い花崗岩(かな?)が映えますね。
自然が長い時間をかけて作り出したアート、見てみたいです。
by mint_tea (2009-07-21 22:26)
恐山でも行かれたのですか??
面白そうな旅ですね~♪
by たかれろ (2009-07-21 22:55)
断崖がすごいですね~。大きい~!!
北の方は行ったことがないので、続き楽しみです。
by jun (2009-07-23 11:12)
八甲田丸の国鉄マークと展示車両がナイスです!
青森にもこの車両が保存してあったんですね、知りませんでした。
by schnitzer (2009-07-23 23:49)
青函連絡船は乗った事は無かったので、一度八甲田丸にお目に
かかりたいです。
by まるたろう (2009-07-24 00:12)
青森のAはappleのAでもあるのかな♪
JNR懐かしいですね。私は高倉健さんの映画を思い出しました。
山登りが好きな私は仏ヶ浦のような断崖をみると
無性に登りたくなってしまうのです。(ほとんど病気です)
2も楽しみにしています(^^)
by montblanc (2009-07-24 06:14)
☆青函連絡船なつかしく拝見しました。
☆仏ヶ浦、まさに自然の生み出したアートですね。
今回も楽しませて頂きました~☆
by アマデウス (2009-07-24 06:27)
青森は1度だけ行ったことがあり、物産館へも入りました。
変わった形ですよね、感想は「おにぎり」でした。
by 山倉ふう (2009-07-25 00:06)
行きたいです!
「津軽海峡」☜(^^♪、、、歌の通りなのか冬景色見たいデス~♪
by の (2009-07-25 12:02)
仏ヶ浦って私も仏さまに見えました。すごいアートですね。
青函連絡船ってうちのお婆ちゃんが生まれた頃に運行が
始まったのですね。なんとなく感覚で分かりました(^^♪
by ミモザ (2009-07-25 18:15)
仏ヶ浦は、モアイ像が林立しているみたい ♪
すごい光景ですね。
また一つ行ってみたい場所が増えました (^^)/
by わか (2009-07-25 18:30)
私が修学旅行で北海道に渡った時はまだ青函連絡船が
運行していまして売店で買ったバニラアイスが
美味しかったなぁと言う記憶があります。
by なおじん (2009-07-25 23:19)
こんにちは、お久しぶりです!
八甲田丸も仏ヶ浦も自然の力と時の流れを感じさせられますね。
それにしても仏ヶ浦の海、すっごく綺麗! この目で見てみたいです(^^)
by 欲張りウサギ (2009-07-26 11:53)
すばらしい。行ってみたくなりました。
by U3 (2009-07-26 12:46)
八甲田丸が鉄道車両込みで保存されているのは知りませんでした。当時の雰囲気が解る気がします。仏ヶ浦は岩もすごいですが、海の色が印象的です。綺麗なところですね。
by かめ (2009-07-27 10:15)
仏ヶ浦、すごいところですね〜〜@@
自然のアート!
長い時間かけて
このような形をつくってゆくんですね〜。
人があんなに小さく…。
むむ〜、自然の神秘ですねぇ。
by ルッコラ (2009-07-27 23:36)
岩壁、いいですね。
妙に癒されるような... ^^
by かいわれ (2009-07-28 21:28)
mint_tea さん
nice!&コメントありがとうございました。
詳しいことは分かりませんが、この辺一帯は、流紋岩質凝灰岩が多いようです。
青森へはなかなか立ち寄る機会はないと思いますが、機会があれば。
自然の造るアートは、何とも不思議な世界でした。
by 黄昏の線路 (2009-08-01 20:12)
たかれろ さん
nice!&コメントありがとうございました。
正解です^^。下北半島って、なかなか観光地としてはシブかったです。
まあ、観光地っぽくない点が落ち着いてて良かったです。
by 黄昏の線路 (2009-08-01 20:16)
jun さん
nice!&コメントありがとうございました。
見上げる断崖はなかなか見ごたえありましたよ!
北のほうでも、なかなか東北の奥の方は行きにくいですよね。
by 黄昏の線路 (2009-08-01 20:19)
schnitzer さん
nice!&コメントありがとうございました。
八甲田丸の国鉄マーク、久々に再会できた感じで嬉しかったです^^
まさか、船内に展示車両があるとは思ってなかったので、びっくりしましたよ。
by 黄昏の線路 (2009-08-01 20:23)
まるたろう さん
nice!&コメントありがとうございました。
青函連絡船の歴史、当時の船内の様子や時代背景が、よく分かる展示物がたくさんありました。日本の歩んできた歴史の一部なんだと。
機会があればぜひ。青森駅から近いですし。
by 黄昏の線路 (2009-08-01 20:28)
montblanc さん
nice!&コメントありがとうございました。
そうですね。青森といえばappleのAでもありますね!
国鉄マークは本当に懐かしいですね。見た瞬間嬉しくなりました。
断崖を登るという発想は、スゴイですね!!いや~恐れ入りました。
by 黄昏の線路 (2009-08-01 20:48)
アマデウス さん
nice!&コメントありがとうございました。
仏ヶ浦はなかなか行きにくいスポットだけあって、
海もきれいで自然が生み出した感じがそのまま伝わってきましたよ。
良かったです!
by 黄昏の線路 (2009-08-01 21:06)
山倉ふう さん
nice!&コメントありがとうございました。
物産館行かれたことあるんですね。青森を代表する建造物ですが、
確かに、おにぎりですよね^^
特徴あるこういう思いきったデザインのセンス好きですね。
by 黄昏の線路 (2009-08-01 21:11)
の さん
nice!&コメントありがとうございました。
連絡船が廃止になり、完全に歌の通りに再現はできませんが、
青森の冬景色はぜひとも味わいたもんですね。
by 黄昏の線路 (2009-08-01 21:20)
ミモザ さん
nice!&コメントありがとうございました。
仏様に見えましたか?名付け親はなかなかgoodですよね。
青函連絡船って、戦前、戦中、戦後と
日本の近代の歴史の一部を担ってきたわけですからね。素晴らしいです。
by 黄昏の線路 (2009-08-01 21:29)
わか さん
nice!&コメントありがとうございました。
仏ヶ浦のアートは不思議な光景でした。自然の凄さ・パワーを実感できます。
機会がございましたら、ぜひ、下北半島へ。
by 黄昏の線路 (2009-08-01 21:37)
なおじん さん
nice!&コメントありがとうございました。
そうですか。修学旅行で青函連絡船とは!
色んな思い出が残っていらっしゃるんでしょうね。
バニラアイスの味、気になりますね。うらやましい限りです。
by 黄昏の線路 (2009-08-01 21:43)
欲張りウサギ さん
nice!&コメントありがとうございました。
お久しぶりです。復活されたんですね!
ご指摘の通り、自然と時の流れを実感できる旅でしたよ。
下北半島は、海のきれいさが証明してくれているように、
自然がいっぱい残ってる地域ですし。大事にしてきたいものですね。
by 黄昏の線路 (2009-08-01 21:48)
U3 さん
nice!&コメントありがとうございました。
そうですか。嬉しい限りです^^。
機会がございましたら、ぜひ訪れてみてください!
by 黄昏の線路 (2009-08-01 21:50)
かめ さん
nice!&コメントありがとうございました。
八甲田丸の中に車輛も保存されているのはびっくりでしたね。
船内の客室とかもそうですが、その当時の様子を忠実に残そうとしている姿勢が良く分かります。
仏ヶ浦周辺の海はホントに綺麗でしたよ!限られた観光船のみの発着ですし、あまりこれ以上観光地化してほしくないものです。
by 黄昏の線路 (2009-08-01 22:00)
ルッコラ さん
nice!&コメントありがとうございました。
自然の偉大さを実感できるところでした。想像もつかないほど、長い時間かけた作品なんですよね。
大きさ、存在、力・・・と人間ってちっぽけなものですよね。
by 黄昏の線路 (2009-08-01 22:04)
かいわれ さん
nice!&コメントありがとうございました。
自然の岩壁に囲まれるという経験はなかなかなかったので、
貴重な体験でしたよ。
自然って本当に、人間の計り知れないパワーを持っているもんです。
by 黄昏の線路 (2009-08-01 22:11)
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