青森 下北半島を行く2(本州最北端 大間崎から恐山<前編>へ) [東北旅行]
8月に入りましたね。全国的に天候が思わしくなく、夏らしさが待ち遠しい今日この頃です。
青森 下北半島の旅の続きです。
佐井港から、下北交通(バス)で約30分。
本州最北端の地、(もちろん下北半島最北端) 大間崎(おおまざき) <青森県下北郡大間町、下北国定公園に指定>に到着。
全国の岬は色々と訪れましたが、ここはちょっと寂しげな印象でした。
観光客はそんなにおらず、土産物屋も数件立ち並んでいるだけでした。
スーパーでは、「大間のマグロ」として、マグロの産地でご存じの方も多いと思います。
まさに、「マグロの一本釣り」で有名。
沖合いは、日本海の対馬海流と太平洋の黒潮がぶつかり、潮流が速く、絶好の漁場
特に、明治時代から引き継がれている伝統漁法が「マグロの一本釣り」。
↓大間崎のモニュメント
マグロの一本釣りを力強く、ダイナミックに表現した点が面白い作品ちなみに、カモメは運良く停まっているだけです。
↓大間崎の沖合600mの弁天島に「大間埼灯台」が見えます。残念ながらうっすらですが。。。
大間崎は北緯41度33分。北海道との距離はわずか17.5kmということもあり、
晴れていれば、津軽海峡の向こうに北海道が望めるはずでしたが、、
↓海を見つめるカモメたち。最果ての地の風景
人間よりもカモメたちがたくさん訪れておりました
↓まあ、はずせませんね。マグロ丼
↓大間崎のバス停。
まさかりの形をした下北半島の運行路線図。左上が大間崎です。
大間崎から再び下北交通に乗り、むつ市内へ。
むつ市は本州最北端の市であり、下北半島の中心都市であり、なおかつ全国初のひらがなの市(1960年に改称)。市制施行1959年ということで、今年で50周年を迎えます。
むつ市内に宿泊し、翌日、むつバスターミナルから下北交通にて約30分
↓むつバスターミナルは、ローカルな昔ながらの雰囲気
*********************************
到着したのは、霊場 恐山(おそれざん)(青森県むつ市)。
寺名;恐山菩提寺 開基;慈覚大師円仁 開山;862年 日本三大霊場のひとつ(他は、比叡山と高野山)
あたりは火山性ガスによる硫黄臭が立ち込めております。
ここの地方では、人は亡くなると、お山(恐山)に行くと伝えられています。
前もって書いておきますが、基本的にはとても怖がりの性格で、そういう類ものは苦手な私。
ですが、ここはいつかは訪れてみたいスポットでした。イメージばかりが先行しても良くありませんし。
参拝客は、はっきり言って、ご年配の方々ばかり。ご家族連れもすれちがって2,3組くらいでしょうか(小さい子供ではない)。
カップルはゼロ、これは断言できます。(まあ当たり前ですよね・・。)
ご年配の参拝客のひとりに、「若いのに珍しいねぇ~。」言われてしまいましたよ。
↓「山門」の前にはお地蔵さまと、かざぐるま
↓ごつごつとした岩場が続く、これまでには出会ったことのないような異様な光景が広がります。
順路に従って、参拝をしていきます。
↓火山性ガスが至る所で噴き出しており、ちょっと違った意味で「コワい」
↓道中、殺風景な光景の中にもひときわ目立つ、かざぐるま。あちこちにあります。
そして、そんな光景の中、様々な地獄を巡っていきます。
↓「無間地獄」
↓「血の池地獄」ですが、ドロドロした色ではありませんでした。
その他、「重罪地獄」「賭博地獄」「金堀地獄」など、名前的にはユニークな地獄が多数あります。
現在、生きている身でも、考えさせられるような、戒めとも思えるような感じを受けます。
一方で、穏やかな気持ちにさせられる光景も。様々なお地蔵さまや観音さまが見守ってくれております。
↓「大平和観音像」。平和を願う気持ち大切にしたいですね。
↓「水子供養 御本尊」。たくさんのかざぐるまが印象的
↓「八葉塔」。穏やかな表情をなさってます。
恐山について、イメージ通り、いやイメージ以上に思われた方も多数いらっしゃるとは思いますが。
恐山後編(地獄から極楽へ)へ続く・・・・。
青森 下北半島の旅の続きです。
佐井港から、下北交通(バス)で約30分。
本州最北端の地、(もちろん下北半島最北端) 大間崎(おおまざき) <青森県下北郡大間町、下北国定公園に指定>に到着。
全国の岬は色々と訪れましたが、ここはちょっと寂しげな印象でした。
観光客はそんなにおらず、土産物屋も数件立ち並んでいるだけでした。
スーパーでは、「大間のマグロ」として、マグロの産地でご存じの方も多いと思います。
まさに、「マグロの一本釣り」で有名。
沖合いは、日本海の対馬海流と太平洋の黒潮がぶつかり、潮流が速く、絶好の漁場
特に、明治時代から引き継がれている伝統漁法が「マグロの一本釣り」。
↓大間崎のモニュメント
マグロの一本釣りを力強く、ダイナミックに表現した点が面白い作品ちなみに、カモメは運良く停まっているだけです。
↓大間崎の沖合600mの弁天島に「大間埼灯台」が見えます。残念ながらうっすらですが。。。
大間崎は北緯41度33分。北海道との距離はわずか17.5kmということもあり、
晴れていれば、津軽海峡の向こうに北海道が望めるはずでしたが、、
↓海を見つめるカモメたち。最果ての地の風景
人間よりもカモメたちがたくさん訪れておりました
↓まあ、はずせませんね。マグロ丼
↓大間崎のバス停。
まさかりの形をした下北半島の運行路線図。左上が大間崎です。
大間崎から再び下北交通に乗り、むつ市内へ。
むつ市は本州最北端の市であり、下北半島の中心都市であり、なおかつ全国初のひらがなの市(1960年に改称)。市制施行1959年ということで、今年で50周年を迎えます。
むつ市内に宿泊し、翌日、むつバスターミナルから下北交通にて約30分
↓むつバスターミナルは、ローカルな昔ながらの雰囲気
*********************************
到着したのは、霊場 恐山(おそれざん)(青森県むつ市)。
寺名;恐山菩提寺 開基;慈覚大師円仁 開山;862年 日本三大霊場のひとつ(他は、比叡山と高野山)
あたりは火山性ガスによる硫黄臭が立ち込めております。
ここの地方では、人は亡くなると、お山(恐山)に行くと伝えられています。
前もって書いておきますが、基本的にはとても怖がりの性格で、そういう類ものは苦手な私。
ですが、ここはいつかは訪れてみたいスポットでした。イメージばかりが先行しても良くありませんし。
参拝客は、はっきり言って、ご年配の方々ばかり。ご家族連れもすれちがって2,3組くらいでしょうか(小さい子供ではない)。
カップルはゼロ、これは断言できます。(まあ当たり前ですよね・・。)
ご年配の参拝客のひとりに、「若いのに珍しいねぇ~。」言われてしまいましたよ。
↓「山門」の前にはお地蔵さまと、かざぐるま
↓ごつごつとした岩場が続く、これまでには出会ったことのないような異様な光景が広がります。
順路に従って、参拝をしていきます。
↓火山性ガスが至る所で噴き出しており、ちょっと違った意味で「コワい」
↓道中、殺風景な光景の中にもひときわ目立つ、かざぐるま。あちこちにあります。
そして、そんな光景の中、様々な地獄を巡っていきます。
↓「無間地獄」
↓「血の池地獄」ですが、ドロドロした色ではありませんでした。
その他、「重罪地獄」「賭博地獄」「金堀地獄」など、名前的にはユニークな地獄が多数あります。
現在、生きている身でも、考えさせられるような、戒めとも思えるような感じを受けます。
一方で、穏やかな気持ちにさせられる光景も。様々なお地蔵さまや観音さまが見守ってくれております。
↓「大平和観音像」。平和を願う気持ち大切にしたいですね。
↓「水子供養 御本尊」。たくさんのかざぐるまが印象的
↓「八葉塔」。穏やかな表情をなさってます。
恐山について、イメージ通り、いやイメージ以上に思われた方も多数いらっしゃるとは思いますが。
恐山後編(地獄から極楽へ)へ続く・・・・。
大間といえばやはり本マグロ!
一度は食べてみたいですねぇ(^^)
by 欲張りウサギ (2009-08-01 22:31)
カモメちゃん、グッジョブですね~。
by jun (2009-08-01 23:34)
マグロ丼美味しそうですね~
恐山はどんな山なのかまったく知らないけど、なんだか恐そうって感じはあります
by pi-ro (2009-08-02 01:23)
恐山って一度は行ってみたいですが...
やはり霊が渦巻いてるような雰囲気なんでしょうか。
by かいわれ (2009-08-02 21:29)
恐山、私も典型的なイメージしか知りませんが、一度は
行ってみたい(怖いもの見たさ?)場所です。
若い人もカップルもいないのですね~
寂寞とした硫黄ガスの漂う中でポツンと風車って、ある意味
ちょっとコワイと思ってしまいました。
八葉塔のお地蔵様は片膝立てて、迷える子供をすぐに
救えるようにしてくださっているのでしょうね。
by mint_tea (2009-08-03 00:04)
マグロおいしそう~
青森は行ったことないです。。。
by nobuaki4091 (2009-08-04 19:14)
青森県は、まだ未踏の地なので、一度行ってみたいですね。
by まるたろう (2009-08-04 22:21)
丼からはみ出しているマグロおいしそうです♪
恐山、殺風景な中に鮮やかな色の風車、
雰囲気ありますね~~
by montblanc (2009-08-04 22:50)
うぅー 本場でマグロ食べてみたいです (^^)/
by わか (2009-08-04 23:13)
マグロの乗せ方が豪快ですね。
凄い、美味しそう♪
by 山倉ふう (2009-08-04 23:37)
15年程前に,恐山に行こうと計画し
青森まで行ったのですが,悪天候のため断念しました。
私も,行ってみたい場所のひとつです^^b
by たかれろ (2009-08-05 23:36)
( -。-)スゥーーー・・・ (o>ロ<)o今晩はァァァァ~♪
来ましたデスゥ~!(^^)!
「恐山」、、一度は行ってみたい所デスゥ
「いたこ」☜(・・;)?だったかな?これに興味あるんですゥ~(^^)
by の (2009-08-06 02:22)
豪快なマグロ丼ですね~☆
恐山、一度行きたいと思いながら。。。
青森までは行ったのですが。。。
今回の画像で「行ったつもり」になりました~☆
by アマデウス (2009-08-07 09:28)
大間はマグロで有名ですね。テレビで見ました。
恐山はやはり怖いイメージがぬぐえませんね(^.^)
by ミモザ (2009-08-14 07:37)
欲張りウサギ さん
nice!&コメントありがとうございました!
そうですね、大間のマグロは有名ですよね!
まあ時期もあるかもしれませんが、
思ったよりも静かで、あまり賑わいを感じられませんでしたね。
by 黄昏の線路 (2009-08-14 22:24)
jun さん
nice!&コメントありがとうございました!
そうですね、海を見つめるカモメちゃん、なかなか演出しておりましたよ。
なんせ人間よりも圧倒的にカモメちゃんの方が多かったですし、
大間の地を知り尽くしてるに違いないですからね^^
by 黄昏の線路 (2009-08-14 22:29)
pi-ro さん
nice!&コメントありがとうございました!
大間と言えば、マグロなんで、マグロ丼は外せませんでした。
恐山は、名前そのものと、テレビで取り上げられるイメージですからね。
by 黄昏の線路 (2009-08-14 22:35)
かいわれ さん
nice!&コメントありがとうございました!
恐山は、(私とは違って)霊感の強い方が行かれると、また感覚が違うとは思いますが。。。
普通の観光気分で行くところでは決してないですね。
色々な言い伝えがあり、特別な感じは受けますね。
by 黄昏の線路 (2009-08-14 22:43)
mint_tea さん
nice!&コメントありがとうございました!
恐山、なかなか若い人はあまり興味を持ちにくく、
怖いイメージが先行して一般には近づきにくいんでしょうね。
風車はある意味コワイです。ただ、お地蔵さまの表情などで救われる感じはしましたね。
by 黄昏の線路 (2009-08-14 22:50)
nobuaki4091 さん
nice!&コメントありがとうございました!
ぜひ、青森、機会がございましたら足をお運びくださいね。
マグロをはじめ、海の幸も豊富ですよ!
by 黄昏の線路 (2009-08-14 22:53)
まるたろう さん
nice!&コメントありがとうございました!
そうですか、ぜひ、青森、機会がございましたら足をお運びくださいね。
下北は特に行きにくいところですが、その分色んな発見があると思いますよ。
by 黄昏の線路 (2009-08-14 22:58)
montblanc さん
nice!&コメントありがとうございました!
あの環境の中で、ひときわ目立つ色鮮やかな風車は、
大変印象的でした。雰囲気を味わって頂けたようで良かったです。
by 黄昏の線路 (2009-08-14 23:03)
わか さん
nice!&コメントありがとうございました!
やっぱ、本場のマグロは美味しかったですよ!
なかなか大間までの道のりは遠いですが・・・。ぜひ機会がございましたら。
by 黄昏の線路 (2009-08-14 23:07)
山倉ふう さん
nice!&コメントありがとうございました!
そうですね、マグロの乗せ方の豪快さは
本場ならではなんでしょうか^^。美味しかったです!
by 黄昏の線路 (2009-08-14 23:17)
たかれろ さん
nice!&コメントありがとうございました!
そうですか、北海道からの上陸になるんでしょうかね。
この近辺は悪天候なことが多いようですね。大間崎は特に。好天のときは本当に運がいいようです。
恐山、ぜひ機会がございましたら、足をお運びください。
by 黄昏の線路 (2009-08-14 23:23)
の さん
nice!&コメントありがとうございました!
恐山といえば、「イタコの口寄せ」ですね。
残念ながら、今回はお目にかかることができませんでしたが。
私も興味ありますね。機会がございましたら、ぜひ足をお運びください。
by 黄昏の線路 (2009-08-14 23:29)
アマデウス さん
nice!&コメントありがとうございました!
青森までも結構遠いですが、下北半島はまたその先ですからね。
今回は高速船ですが、クルマだと思いっきり迂回しないとだめですからね。
行ったつもりになっていただけたようで、嬉しい限りです。
機会がございましたら、ぜひ。
by 黄昏の線路 (2009-08-14 23:38)
ミモザ さん
nice!&コメントありがとうございました!
大間のマグロは、やはり有名なようですね。漁船に乗っての一本釣りは、テレビでもよくやりますよね。
恐山はやはり、怖い、不気味なイメージが強いですよね。。
ただ、言い伝えとか、歴史とか背景を知り、実際この地を訪れると、
またちょっと印象が変わってきました。イメージだけにとらわれ過ぎてたんだと。
by 黄昏の線路 (2009-08-14 23:44)