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世界遺産 石見銀山 [中国地方(島根)旅行]

この前の休日に、7月に世界遺産に登録されたばかりの石見銀山[ひらめき]に行ってきました。
簡単に紹介すると。
石見銀山は16世紀から400年に渡って世界に銀を産出してきたと言われています。
(当時の日本の銀産高は世界の銀産量の1/3というから驚き!)
環境問題が世界で取り上げられている現代において、
山を崩したり森林を伐採したりせず、環境に配慮した銀生産をしてきたということが評価されて
「石見銀山遺跡とその文化的景観」として登録されたとのことです。

私は山陰地方が好きで、これまでに何度も足を運んでる地ですが。
今回は、東京駅から高速バス「スサノオ」号(一畑バス)で、島根・出雲入り。
JR山陰本線で大田市へ移動。大田市駅からは路線バスで30分くらい。
大森代官所跡(石見銀山資料館)という銀山の入り口に着きます。
ちなみに、バスは満席で立ち客も数人いましたので、注目度の高さが伺えます。

大森代官所跡から、現在唯一公開されている坑道である龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)まで片道3キロ。
私は旅先では数キロくらいは歩くようにしてますので、街歩きをすることに。
武家屋敷や商家、あとお洒落な土産物屋とかカフェとかが建ち並び、レトロな街並みです。


途中、観世音寺では、街並みが一望できます↓

街並みを抜けて、人家がなくなり、寂しげな林道を登っていきます。
途中、閉鎖され、現在非公開の間歩(まぶ;坑道跡)がたくさん残っていて、歴史を感じさせます。
そして、龍源寺間歩の入り口に辿り着きます↓。



龍源寺間歩の中↓。結構中は狭く、本当に頭上注意です。生々しく、ノミで掘った跡が見られます。

 

帰りもバスを使わず、遊歩道をのんびり散策。往復2時間半くらいで回ってこれました。
街並み~龍源寺間歩まではバス通りの舗装道と、林道を歩く遊歩道の2ルートがあります。

世界遺産に登録された石見銀山は、決して派手さはないのですが、
やはりその当時の歴史・文化をそのまま残し、なおかつ自然との調和を図ってきたという
総合的な意味合いで、その地道さが評価されているように感じました

実際、マイカーはちょっと離れたところに止めるように規制されていますし。
これからも、環境に配慮して存続してほしいと思いますね。
一度足を運んで、確かめてみてはいかがでしょうか?


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